1948-06-30 第2回国会 衆議院 本会議 第74号
元來わが党は、單なる利拂の延期ではなく、侵略戰爭の戰費を調達し、しかも裏づけとなるものは全然なく、不良の擬制資本となつておる軍事公債は、戰事補償の打切りと同時にこれを行い、戰爭の犠牲負担を公正ならしむるとともに、國民経済の整備を行う建前から元本を打切るのが至当であるという見地に立つて、今なおこの原則的主張をかえていないのでありまするが、元本打切りは、旧金融指導者たちの反対によりまして吉田内閣が行い得
元來わが党は、單なる利拂の延期ではなく、侵略戰爭の戰費を調達し、しかも裏づけとなるものは全然なく、不良の擬制資本となつておる軍事公債は、戰事補償の打切りと同時にこれを行い、戰爭の犠牲負担を公正ならしむるとともに、國民経済の整備を行う建前から元本を打切るのが至当であるという見地に立つて、今なおこの原則的主張をかえていないのでありまするが、元本打切りは、旧金融指導者たちの反対によりまして吉田内閣が行い得
その又構成メンバーも発表されたようでありますが、この懇談會におきましては利拂停止的措置、例えば利拂停止した場合、金融機関にいろいろ影響を及ぼすわけですが、そういう場合、例えば金融機関の利益を以て負担させるとか、或いは金融機関の積立金、資本金を以て負担させるとか、或いは第二封鎖預金の元本打切りによつてカバーする、金融機関の貸出金利を引上げる、或いは第一封鎖預金の利拂停止によつでカバーする、或いは又金融機関